タフな交渉人
金額は最終。帰るなら、それっきり。
問題のある人ではありません。ただ、この手のことがあなたより上手なだけです。自分の数字を決めて臨みましょう。
ナイトメア鍛える項目境界線
この相手と練習する相手のやり方
タフな交渉人は、今日のうちに自分の数字で合意をまとめ、ほかの数字などなかったとあなたに信じさせたいと考えています。意地悪をしているわけではありません。これは交渉で、相手はその道の手練れです。早い段階で基準となる数字を出し、それを一度だけ告げ、期限を切り、あとは沈黙に任せます。これが効くのは、たいていの人が沈黙を嫌い、取引を逃すことを恐れて、間を譲歩で埋めてしまうからです。自分の数字を持たずに臨めば、結局は自分自身を相手に値下げ交渉をすることになります。
よく言うセリフ
これがこちらの提示額です。この部屋を出た時点で、この話はなしです。
数字も持たずに来たんですか? それじゃ、自分相手に値切ってるようなものですよ。
この取引、こっちは別になくても困らないんですよ。連絡してきたのはそちらでしょう。
効く対応
相手が引き下がるのは、準備のできた人を前にしたときです。はっきりした数字、その根拠、そして本当に使う覚悟のある撤退ライン。撤退ラインは話し合いの最中ではなく、始まる前に決めておきましょう。自分の数字は一度だけ落ち着いて伝え、あとは黙って相手の出方を待ちます。期限で揺さぶられたら、新しい条件を足さずに同じ条件を繰り返します。相手が譲らなければ、礼儀正しく席を立つ準備をしておきましょう。本当に立ち去ると相手が思えば、妥当な落としどころが見えてくることはよくあります。相手にとっては、誰も署名しない完璧な数字より、今日署名される取引のほうが価値があるからです。
返答例こちらの提示額は40万円です。他社での相場を踏まえた金額です。そこに近づけないなら、この話は見送ります。それで構いません。
逆効果
数字を持たずに臨むと、相手が最初に出した数字が交渉の幅を決めてしまいます。沈黙のたびにより良い条件を出せば、待てば得をすると教えてしまいます。席を立つと言っておきながら居座れば、そのあとに示す限度はすべて意味を失います。感情的になったり不公平だと責めたりしても、相手は動きません。相手にとってプレッシャーは個人的なものではなく、ただの手順だからです。
自分がどんな会話を避けがちか、わかりますか?コンフリクトスタイル診断を受けてみましょう。
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昇給の交渉
あなたは数字をそろえて昇給を願い出ました。上司は今期の予算ではできないことから話を始め、代わりに新しい肩書きを提案してきます。
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大家が「クリーニング代と損耗分」として、敷金の大半を返さないつもりです。あなたの手元には退去日の写真がありますが、大家はもう最終的な金額を送ってきています。
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シナリオ
- 長め
最終提示額
あなたは中古車を買おうとしています。売り手は高い金額から切り出し、すぐに切れる期限を次々と突きつけ、あなたが帰っても一向に構わない様子です。
ガイドを読む(英語):How to ask for a raise when your boss pushes back